因島総合病院長より
因島総合病院のご紹介と沿革
~因島総合病院のご紹介 ~
~花と笑顔とおもてなしの病院へ~
2016年4月1日、病院長に就任しました。よろしくお願いいたします。
因島総合病院は大正6年(1917年)に創立され、99年の歴史があり、来年、創立100周年を迎えます。諸先輩方と地域の皆様に支えられてきました。日立造船健康保険組合の病院ではありますが、実際には因島・上島・生口島の計4万人の皆様へ、診療と健康増進のお手伝いをさせていただいています。
当院のミッションは、花と笑顔とおもてなしです。病から来る体の不調・心の不安に対して、早くて正確な診断と適切な治療を行うとともに、花と笑顔で皆様も医療スタッフも心が癒され、さらに、出来る範囲の心配りができるよう、今後とも精進してまいります。
急性期医療としては救急医療を、また、慢性期医療については訪問診療・訪問看護を充実させていく所存です。2016年4月1日より、内科救急医療は、3年半ぶりに365日、毎日、夜の内科救急をさせていただいています。一方、外科救急医療は、毎週日曜日の夜以外、つまり、平日と土曜日の夜の外科救急をさせていただいています。また、当院の特徴として、血液透析・リウマチ診療・漢方医療について、さらに研鑽を積んでいく覚悟です。
さらに、地域の健康増進のためにも、今後、地域の行事・健康祭・協同組合祭等へも積極的に参加し、皆様との交流を少しずつ深めていく所存です。また、岡山大学病院の医学生さん、初期研修医の方々、各部門の学生さんに対して、地域医療の実習・研修のお手伝いを約1年前からさせていただいています。
最後に、地域の医療機関・消防署・介護施設を含めた介護サービス機関・行政機関との連携を大切にして、当院スタッフ一同で地域医療にお役にたてるよう尽力してまいる所存です。今後とも、皆様には、一層の御支援と御鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
2016年4月1日
~ 因島総合病院の沿革 ~
明治44年11月 | 瀬戸内海で最も風光明媚な因島に日立造船(旧:大阪鉄工所)が明治44年11月に因島工場を開設。 |
大正6年12月9日 | 第1次世界大戦の空前の造船景気の時に職員と家族の福利厚生のため、工場西に隣接して病院を創設。 90床余の木造モルタル2階建て、延べ床面積1,920m2の洋館は、県下屈指の病院として威容を誇りました。 |
昭和18年 | 太平洋戦争中、直営病院として120床に増床。地域の要望にこたえ、一般住民の診察も開始。 |
昭和36年4月 | 会社直営の病院から日立造船健康保険組合の運営として改組。 |
昭和36年11月 | 病院建物を新築。 |
昭和48年 | 南棟を増築し203床に増床。 |
昭和53年1月 | 因島総合病院として改称。 |
昭和53年4月 | 二次救急指定病院に指定。 |
昭和57年3月 | 救急等を増築。~透析医療を開始~ |
昭和63年3月 | リハリビ棟改築。 |
平成5年4月 | 職員のため、院内託児所を開設。 |
平成6年 | 199床 |
平成8年 | 180床 |
平成14年3月 | 透析センター(30床)を新築。~慢性腎不全に治療にも力を注ぐ~ |
平成21年4月 | 一般病床120床、医療型療養病床40床 |
平成27年4月 | 院内託児所を事業所内託児所として地域に開放。 |
平成28年4月 | 病児・病後児保育室を開設。 |
令和元年12月 | 一般病床101床、医療型療養病床40床 |