因島総合病院は令和8年4月1日付で因島医師会病院と統合することで基本合意を締結しました。
築63年が経過した因島総合病院の建物の老朽化、2病院における医師を始めとする医療従事者不足の課題、広島県による将来的な人口減少を見据えた尾三圏域の地域医療構想に基づき、上島町を含む因島地域において恒常的な医療提供体制の確立を目的とした病院統合です。
具体的な統合の計画ですが、今後、広島県より厚生労働省への医療重点支援地域の申請が行われ、その支援により因島医師会病院敷地内に透析と外来を行う新棟建設を予定しております。統合病院の病床数は、今後の人口減少に伴う病床過剰の予測から、現在の因島医師会病院の197床で運営していきます。
当院をご利用いただいております地域の皆様には、今回の病院統合に伴い、ご不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、統合により病院への通院が困難になる方もおられますので、バス等の交通手段の運行を尾道市、上島町に要望をしていきます。
日立造船健康保険組合 理事長 巻幡 俊文
因島総合病院 病院長 山本 頼正