4月4日、当院外科の非常勤医師である岡山大学病院臓器移植医療センター大藤剛宏教授が脳死・生体からの肺移植に世界で初めて成功しました。

大藤教授は、北海道の在住の男性(59歳)の左右両方の肺移植で、片方を脳死した人から、もう片方を生きている人から提供を受けた「ハイブリッド肺移植」の手術を実施しました。

脳死ドナーからの肺提供は医学的に状態が悪く、この肺だけでは術後、十分に呼吸できないと判断し、もう片方には男性の息子さんから提供された肺の一部が移植されました(平成27年4月5日付中国新聞参照)。

岡大肺移植2

 

大藤先生、手術成功おめでとうございます。

そして、患者様の一刻も早いご回復をお祈りしております。